キャプティブを活用したリスクマネジメントCaptive Program

CUSTOMER STORY

キャプティブを活用したリスクマネジメント

お客さまのニーズ

リース事業を営むお客さまは、テナント向けの動産保険や費用保険に毎年大きな保険料を支払っていましたが、保険事故による受取保険金は少なく、保険の効用に疑問を持っていました。

お客さまへのご提案内容

既存の保険契約をそのままに国内の元受保険の同意を前提として同社からキャプティブに再保険に出す(出再といいます)一方、その一部を海外の再保険会社に再々保険するスキームを提案しました。従来国内の保険会社に丸投げしていたリスクの一部を自己で保有することによりリスクの集約管理・分析ができ、もともと損害率が低かったこと、また海外の保険会社から有利な保険条件が引き出せたため、キャプティブの運営経費や出資など新たなコストを差し引いても十分な内部留保利益がキャプティブに生まれ、トータルとしてリスクコストを軽減することが出来ました。

ご提案のポイント

(1)「保険料はリスクへ備える必要経費なので、割高でもやむを得ない」と考えているお客さまもいらっしゃいますが、保険料の規模、リスクの集積状況によっては、キャプティブの活用によって保険スキームを再構築し、リスクを保険会社とシェアすることにより、保険料の実質的な削減が可能となるケースがあります。

(2)「せっかく保険会社へ移転したリスクを自社(キャプティブ)に引き戻すのか?」と考えるお客さまもいらっしゃるかもしれません。多くの企業は保険と並んで、内部留保による自己資金によるリスクへの備えもおこなっており、その自己資金の一部をキャプティブの内部留保に代替と考えれば、実はキャプティブはとても合理的な手法なのです。

(3)「キャプティブの設立、運営は大変では?」とのご心配にも、当社は有効な方法やご提案を行うことが出来ます。

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