サイバーリスクへの対応Response to cyber risk

CUSTOMER STORY

サイバーリスクへの対応

お客さまのニーズ

お客さまはシステムの運用・開発会社で、昨今のサイバー攻撃、ランサムウェアへの対応に加え、日常的なビジネスで納入するシステムについての賠償に不安がありました。また、現在は顧客からの要望があった際に事業ごとに保険に加入している状況で管理が難しい問題もありました。

お客さまへのご提案内容

海外での個別業務のみを対象に契約している英文賠償責任保険を軸にして、日本国内含む全世界を対象にしたサイバー保険(専門事業者賠償責任保険・IT業務補償特約付)の導入を提案しました。個別の事業ごとではなく、会社全体を対象とするサイバー保険とすることで、個別管理や漏れが発生しなくなり、かつIT業務補償の特約も付帯したことで、サイバー攻撃に起因する賠償のほか、日常の業務に起因する賠償も幅広く補償することが可能となりました。保険料コストについては、全社を対象としてかつ限度額、補償範囲ともに拡充したことで上昇していますが、個別の契約が不要になり、補償を拡充できたことで、費用対効果の高い契約とすることができました。

ご提案のポイント

(1)従来は一部の事業のみしか補償できなかったサイバー攻撃、情報漏えいに起因する賠償責任・費用補償を「会社全体」かつ「全世界」を対象に補償可能となりました。

(2)IT業務の補償特約のほか、「14日免責対象外特約」「対人・対物補償特約」も付帯することで、IT業務に起因する賠償についてお客さまの不安とするところを幅広く補償することが可能となっています。

(3)保険の導入と併せて、会社全体のリスクを見直す機会となり、補償できていないリスクの確認や加入している保険の再認識ができ、システム運用・開発の会社としてのリスクマネジメントが拡充された。

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