学校法人の保険最適化
お客さまのニーズ、抱える課題
お客さまは幼稚園から大学までを擁する大きな学校法人で、これまで各学校単位で必要と思われる保険の手配を行ってこられましたが、法人全体として必要な保険が手配できているか、適正な保険料となっているかとの疑問・不安を抱え、全般的な保険の見直しの必要を感じておられました。
見直しの対象となった保険種目
火災保険、賠償責任保険、自動車保険、傷害保険など全保険種目
見直し内容および提案内容
まず契約済の保険証券を拝見し、補償内容の分析とともに、地理的リスクに関する基本情報の収集、お客さまへのヒアリング、実地調査など行い、最大予想損害額(PML)の算定などのリスク診断を行いました。また賠償責任保険においては、学校法人特有のリスクや、サイバーリスクについてお客さまと打合せを行い、既存の保険における洩れ、重複、無駄を洗い出すと同時に、今後備えるべきリスクへの対応策を学校法人全体最適の中で、具体化することが出来、相見積もりを経て最適な保険の手配を行ないました。
見直しの効果
保険手配の全体像が明確になり、学校法人全体のリスクマネジメント意識向上・共有化を図るとともに、約60件あった証券を約10件にまとめ、年間保険料は見直し前の半分以下に抑えることが出来ました(但し、当社の見直しは保険料を安くすることを目的とは致しません。見直しの結果、無駄や重複を排除することによって安くなることはありますが、逆に不足する補償や新たに必要な補償をお勧めすることもあります)。